水球の五輪テスト大会はコロナで延期 感染状況考慮し、5月か6月に
東京五輪の組織委員会は10、11日に予定されていた水球のテスト大会(東京辰巳国際水泳場)を5月か6月に延期すると6日、発表した。世界的な新型コロナウイルスの感染状況と、関係者の日程を考慮して判断したとしている。
関係者によると、コロナ禍で政府が海外からの入国を厳しく制限する中、計時や記録を担うスタッフら競技役員の来日の調整がつかず、従来の日程での開催は取りやめる方向で関係機関が協議していた。本番会場で国内の選手による試合を行い、運営面を確認する計画だった。
4月、再開したテスト大会を巡っては、国際水連が五輪最終予選を兼ねて東京で予定されていた18日からの飛び込み、5月1日からのアーティスティックスイミングについて中止する意向を示している。