松島幸太朗「自分がどんどん成長するのがわかる」欧州8強敗退も「ポジティブに」
「ラグビー・欧州チャンピオンズカップ、クレルモン12-21トゥールズ」(11日、クレルモン)
準々決勝残り2試合が行われ、クレルモンはホームのスタッド・マルセル・ミシュランでトゥールズと対戦。日本代表の松島幸太朗はFBで先発したが、同じフランス・トップ14で欧州王者4度の強豪に対し12-21で破れ、欧州王者を目指した戦いはベスト8で敗退した。
前半は互いに譲らず6-6。後半もPG合戦が続いた。クレルモンは次第に規律を乱して反則を繰り返し、12-12で迎えた後半18、24、31分に3連続PGを決めれられた。
プレーオフ1回戦でマン・オブ・ザ・マッチの松島。キック、ランであわやトライのシーンを演出した。守ってもタックル一発で相手FBを止め、ロングキックで陣地を稼ぐなど攻守に輝いていた。
松島は試合から一夜明けて自身のツイッターを更新。「いやー悔しい!」と思いをにじませ、「試合は雨だったけど、タレント軍団相手にまたいい経験できたと思います。自分がどんどん成長するのがわかるし、チームも確実に良くなってる! 時間を無駄にせずなんでも吸収していきます!」と前向きにつづり、最後は「ポジティブに」という言葉とともにサムアップする絵文字で締めくくった。