大阪で異例の聖火リレー コロナ患者急増で公道中止

 東京五輪の聖火リレーは13日、新型コロナウイルス感染拡大で公道の走行を中止した大阪府での初日を迎え、万博記念公園(吹田市)内に設けられた代替コースで異例のスタートを切った。リレーは3月25日に福島県で始まって以降、大阪で全国10府県目となるが、感染者急増を受けた公道での開催回避は初めて。

 ランナーは太陽の塔や国立民族学博物館などがある公園内を約200メートルずつの15区間に区切った周回コースを1区間ずつ走行。感染対策のため、一般人の見学はできないが、ランナー1人につき家族ら4人まで観覧できる。

 この日は歌舞伎役者片岡愛之助さん(49)が最初のランナー。

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