大関朝乃山、2年ぶり優勝へ意欲 「前半を取りこぼさないように」

 大相撲の大関朝乃山が15日、東京都墨田区の高砂部屋での稽古後に報道陣の代表取材に応じ、2年前に平幕優勝を果たした夏場所(5月9日初日・両国国技館)に向けて「前頭と大関での優勝は喜びも絶対に違うと思う。しっかり優勝できれば」と2度目の賜杯獲得へ意欲を示した。

 12日から稽古で相撲を取り始め、15日は幕下以下と30番。夏場所は照ノ富士の返り咲きで4大関となり「前半を取りこぼさないように」と15日間のポイントを挙げた。

 今月上旬に昨年春場所後の大関昇進以降で初めて故郷富山県に帰省。祝福の言葉をかけられ「出身地があったからこそ応援され、今の自分がある」と話した。

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