海老沼匡が引退「悔いはない」五輪2大会連続で銅メダル 今後は指導者の道へ

 柔道男子66キロ級で12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(31)=パーク24=が15日、都内で会見し、現役引退を表明した。「金メダルを取れなかったことだけは反省点だが、全力を尽くして柔道と向き合ってきた。全体を通して悔いはない」と晴れやかな表情で話した。

 世界選手権3連覇など長年、第一線を張ってきた。昨秋の講道館杯決勝で敗れ、引き際を考えたといい「国際大会派遣もない。ここで一区切りかなと」。4月の全日本選抜体重別選手権は「勝っても負けても最後」という決意で臨み、優勝で有終の美を飾った。

 今後は所属でコーチとなる。「ゼロからのスタート。スポンジのようにいろいろ吸収し、選手をあと一押しできる指導者になりたい」と抱負を述べた。

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