丸川五輪相 二階氏の“五輪・パラ中止も選択肢”発言は「叱咤激励」
丸川珠代五輪相(50)は16日、都内で閣議後の定例会見を行い、自民党の二階俊博幹事長の“五輪・パラ中止も選択肢”発言について「小池さんもおっしゃってますけど、そのようなことにならないよう、しっかり安心安全な大会の実現に取り組むように叱咤激励ではないか」と話した。
さらに丸川五輪相は、大会開催へ向け「IOC、IPC、また主催者の東京都、そして組織委員会の固い決意をアスリートの皆さまには信頼していただきたい」と強調した。
二階氏は15日、TBSの収録番組で、新型コロナウイルス感染がさらに拡大した場合の五輪・パラ開催について「とても無理ならやめないといけない」と中止も選択肢に入れると発言。後に「何が何でも開催するのかと問われれば、それは違うという意味」と文書で釈明した。
東京五輪・パラでの選手、関係者への新型コロナウイルス検査について、丸川五輪相は「おかげさまで検査体制は非常に充実してきている。安心安全な大会実現策として毎日の検査を具体的に検討しています。(組織委員会とも)私の認識では共有してます」と説明した。