高梨沙羅、北京五輪に向け進化に手応え「新しい自分見つけつつある」 W杯帰国会見
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スキージャンプ女子で18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(24)=クラレ=が16日、今季を終え、帰国会見を行った。平昌五輪後は苦しんだ時期もあったが、今季は3勝をマーク。復活との周囲の声には「(復活は)あまり合わないかなと思う」としつつ「ただ、自分のジャンプになりつつあるかなというところまでつかめてきた。平昌五輪後、ゼロから仕切り直してきた中で、新しい自分を見つけつつある」と、手応えを語った。
今季で女子ジャンプW杯が始まって10シーズン目。今は誰が勝ってもおかしくない群雄割拠の状況が続く。「進化しつづけることが大事。常に何かを変えて挑戦しつづけないと置いていかれる」。来季はいよいよ北京五輪シーズン。「来季は今年よりもいい内容のジャンプを目指して、五輪にベストを持っていけるようにしたい」と、見据えた。