柔道・芳田司「どっちとやっても勝てる準備を」 出口クリスタ、クリムカイトでも
柔道女子日本代表が20日、京都市の龍谷大で強化合宿を行った。東京五輪57キロ級代表の芳田司(25)=コマツ=がオンラインで取材に応じ「久々の合宿で色んな相手とやりたい。(得意の内股だけでなく)担ぎ技をもっと練習していきたい」と力を込めた。
1月のマスターズ大会で優勝。7月の五輪本番までには国際大会も予定されているが、「もう(出場は)いいかな」と準備に時間を費やす考えを示した。
最大のライバルの1人は19年世界女王の出口クリスタ(カナダ)。ただ、同国内で世界ランク2位のクリムカイト(カナダ)とし烈な代表争いを演じており、7月までに決定戦が行われる予定だ。芳田は「どっちとやっても勝てる準備はしていく」と“両面”に対応できるよう気を引き締めた。