大関朝乃山、明生に11勝3敗 合同稽古、正代が11番

 大相撲夏場所(5月9日初日・両国国技館)に向けた合同稽古第3日は21日、国技館内の相撲教習所で行われ、一昨年夏場所以来2度目の優勝を狙う大関朝乃山は成長株の平幕明生に11勝3敗と上々の結果だった。

 得意の右四つで攻める展開が目立った朝乃山は「もろ差し、スピードが備わっているのが明生関の武器。先場所で勝ち越しているし、来場所も当たる」と相手に指名した目的を明かした。明生は「土俵際まで攻め立てる場面がいくつもあった。勝ち負けにはこだわっていなかった」と内容への充実感をにじませた。

 2度目のかど番の大関正代は若隆景、阿武咲、逸ノ城の平幕3人に対して7勝4敗。

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