愛媛県で聖火リレー 土佐礼子さん「笑顔で点火することができて幸せ」
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東京五輪の聖火リレーが21日、愛媛県で行われた。初日最終区間の松山市では新型コロナウイルスの感染拡大により、公道の走行を中止。市内の城山公園内で18組27人のランナーが参加し、点火セレモニーを実施した。
聖火を持って走ることはかなわなかったが、約5メートル間隔に離れた走者たちが次々とトーチキスを行い、約85メートルをつないだ。俳優の永瀬正敏(54)、18平昌五輪に出場したスピードスケート女子の郷亜里砂(33)らも参加。ラストは04年アテネ五輪、08年北京五輪に出場した土佐礼子さん(44)が聖火皿への点火を行った。
土佐さんは「走ることはできなかったけど、みんなの思いをひとつに笑顔で点火することができて幸せです」と、前向きに語った。
聖火は22日に県南部を巡り、八幡浜市で愛媛県のゴールを迎える。23日からは九州入りし、大分県でリレーが行われる。