愛媛県で聖火リレー 土佐礼子さん「笑顔で点火することができて幸せ」

 愛媛県松山市内で聖火の点火セレモニーに参加した永瀬正敏
愛媛県今治市の今治城を走る聖火ランナー=21日午後
松山市では新型コロナウイルス感染拡大の影響で公道での聖火リレーが中止となり、市内の公園で「点火セレモニー」が開かれた。走る機会がなくなったランナーがトーチで聖火をつないだ=21日午後
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 東京五輪の聖火リレーが21日、愛媛県で行われた。初日最終区間の松山市では新型コロナウイルスの感染拡大により、公道の走行を中止。市内の城山公園内で18組27人のランナーが参加し、点火セレモニーを実施した。

 聖火を持って走ることはかなわなかったが、約5メートル間隔に離れた走者たちが次々とトーチキスを行い、約85メートルをつないだ。俳優の永瀬正敏(54)、18平昌五輪に出場したスピードスケート女子の郷亜里砂(33)らも参加。ラストは04年アテネ五輪、08年北京五輪に出場した土佐礼子さん(44)が聖火皿への点火を行った。

 土佐さんは「走ることはできなかったけど、みんなの思いをひとつに笑顔で点火することができて幸せです」と、前向きに語った。

 聖火は22日に県南部を巡り、八幡浜市で愛媛県のゴールを迎える。23日からは九州入りし、大分県でリレーが行われる。

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