アーチェリー・古川高晴 5度目五輪“パパ”で迎える「携帯のフォルダ子供だらけ」
アーチェリー男子の12年ロンドン五輪銀メダリストで、5大会連続の五輪出場を決めている古川高晴(36)=近大職=が21日、奈良県生駒市の近大総合グラウンドでの公開練習後に取材に応じ、2月に長男が誕生していたことを明かした。
5度目の大舞台は“パパ”で迎える。共通の友人を介して知り合った妻とは18年に結婚。今年3月の五輪最終選考会を前に息子が生まれ、「父親になって選考会に落ちちゃダメだ」と、奮起して夢切符を勝ち取った。
五輪での目標は「言ってしまうと力んでしまう」と明言は避けたが、「力が出れば結果は後からついてくる」と前を向く。「携帯のフォルダが子供だらけ」と照れ笑いする“パパ”が、自国五輪で頼れる姿を見せる。