2021.04.22

愛媛県で聖火リレー　土佐礼子さん「希望の光」五輪開催へ願い込める

松山市では新型コロナウイルス感染拡大の影響で公道での聖火リレーが中止となり、市内の公園で「点火セレモニー」が開かれた。走る機会がなくなったランナーがトーチで聖火をつないだ

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　東京五輪の聖火リレーは２１日、愛媛県に入った。最終区間の松山市では新型コロナ感染拡大により、公道の走行を中止。市内の公園内で、１８組２７人のランナーによる点火式が無観客で行われた。

　俳優の永瀬正敏（５４）、１８年平昌五輪女子スピードスケート代表の郷亜里砂（３３）らも参加し、約５メートル間隔で並んだ走者がトーチで聖火をつないだ。０４年アテネ、０８年北京五輪出場のマラソン女子の土佐礼子さん（４４）は「希望の光と言われる聖火が、強さや優しさとなって東京に届いてくれたら」と、五輪開催へ願いを込めた。