かど番正代「厳しかった」朝乃山に5勝10敗 課題の立ち合いは改善

朝乃山(手前)と右四つに組み合う正代(代表撮影)
朝乃山と三番稽古を行った正代(代表撮影)
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 大相撲の夏場所(5月9日初日、両国国技館)に向けた合同稽古最終日が22日、両国国技館内の相撲教習所で行われ、かど番の正代(29)=時津風=が朝乃山(27)=高砂=と大関同士の三番稽古(同じ相手と続けて何番も取る)で打ち上げた。15番取って5勝10敗と、負け越した。

 19日の合同稽古初日で3勝12敗。3日ぶり雪辱とはならず。それでも、立ち合いの踏み込みは改善され、持ち味の速攻は光った。

 「ちょっと内容は攻められていないので。まあ自分の形になった時は割と前に出られるんですけど、それ以外の形だと厳しかったですね」と振り返った。

 先場所は立ち合いがしっくり来ず負け越し。課題としてきた踏み込みに関しては「タイミングっていうか、自分のほうがぶつけているとその後の展開も割と自分の形になりやすかったんじゃないかなと思います」と、好感触もあった。

 初日へ向け充実の4日間。「立ち合いを中心に集中してできたんじゃないかなと。けがもなく体を動かすことができた」と、話していた。

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