感染対策、選手自らメダルを首に 自転車トラック種目でテスト

 静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで25日に行われた自転車トラック種目のテスト大会で、新型コロナウイルス対策として、表彰選手と周囲との接触を減らすため、お盆で運ばれたメダルを自ら取って首に掛ける方式がテストされた。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「選手がどう感じたかなども含め課題を集約し採用するかどうか決めたい」と話した。

 マスク着用で現れた選手は、距離を保つため三つに分かれた表彰台に乗り、お盆が運ばれてくると、少しかがみ込んで自分でメダルを取った。ケイリン優勝の新田祐大は「普段と違うが、特に感じることはなかった」と話した。

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