丸川五輪相、五輪の医療体制「早期に都と調整」 病院確保批判には「丸ごとではない」

 丸川珠代五輪相(50)が30日、閣議後の定例会見を行った。

 前回の定例会見で、丸川五輪相は都から大会に向けての医療体制の具体策が出てこないことへ「明確な発信なり、方向性なりを示していただきたい」と、苦言を呈した。その後、小池都知事とやり取りはあったのか、との問いには「(28日の)5者協議でお会いしたが、都知事がご説明があったのは現状の感染対策だった」と溝を感じさせつつ「私どもの事務方と都の事務方の間で地域医療に負担を掛けない形での東京大会での医療体制のあり方、人の流れが生じることへの対策を含む、その点について早期に調整を行うと聞いている」と、都との調整に入ることを明かした。

 また、政府が感染した選手などを受け入れる指定病院を30か所程度確保する方針を示し、反発を呼んでいることについては「私の理解している限りでは、丸ごとすべてそのためだけに抑えてしまうものではない。地域医療に支障が生じない範囲で大会指定病院として必要な医療のサービスを提供していただくということで個別に調整していると承知している」と説明した。

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