世界銅のトルソワもエテリ組に復帰 コストルナヤに続きプルシェンコ離れ“出戻り”
フィギュアスケート女子で複数の4回転ジャンプを駆使する、17、18年世界ジュニア女王のアレクサンドラ・トルソワ(16)=ロシア=が、今季から指導を受けていたエフゲニー・プルシェンココーチのもとを離れ、昨季まで指導を受けていたエテリ・トゥトベリーゼコーチに再び師事することが分かった。プルシェンコ氏がインスタグラムで契約終了を発表し、ロシアの国営通信社「タス通信」が報じた。
トルソワは昨年5月にプルシェンココーチのもとへ移籍。今季はGPロシア杯で4位、ロシア選手権3位、世界選手権では銅メダルを獲得していた。プルシェンコ氏はインスタグラムで「相互の希望により、契約を更新しなかった」とし、「私たちはサーシャ(トルソワ)を元に戻す」と、説明した。
プルシェンコ氏の下には、昨季、19年GPファイナル金メダリストのアリョーナ・コストルナヤ(17)=ロシア=もトゥトベリーゼコーチの下から移籍していたが、成績不振もあり、3月にトゥトベリーゼ氏の下へと“出戻っていた”。
これで、世界女王となったシェルバコワも含め、シニアデビューだった19-20年シーズンに、トゥトベリーゼ氏の下でGPファイナルの表彰台を独占した3人の天才が、再び同門として北京五輪を目指すことになった。