バレー男子、中国に連勝 最年少の高橋藍が19得点

 「バレーボール・男子国際親善試合、日本3-1中国」(2日、有明アリーナ)

 東京五輪テスト大会を兼ねて行われ、世界ランキング9位の日本は同27位の中国に3-1で勝ち、連勝で終えた。日本は第1セット、序盤から高橋藍(19)=日体大=が強打を決めてリズムをつかみ、25-20で先取。第2セットも連取し、第3セットを落としたが、第4セットは高橋藍らを中心に攻め、25-20で奪った。緊急事態宣言を受け、無観客で実施された。

 最年少の高橋藍が躍動した。序盤から連続得点を決めるなど、両チーム最多の19得点と大活躍。「勝負どころでスパイクを決められたのは自信になった」と手応えを語った。12人の五輪メンバーに入るためには、厳しい争いが続く。「自分が残っていけるのはレシーブ力からのスパイク力があるところ。レシーブ力をさらに磨いて、スパイクは他のサイドアタッカーに負けない力をつけていきたい」と力を込めた。

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