宇良“断捨離”で幕内復帰だ アクロバット技「考えている」
「大相撲夏場所」(9日初日、両国国技館)
西十両2枚目に番付を上げた人気業師の宇良(28)=木瀬=が3日、「ミニマリスト」生活を明かした。都内の部屋で関取衆と申し合い稽古を行い、電話取材に応じた。
昨年4月、乱雑な部屋に「断捨離」を決意。動画などで「ミニマリスト」を研究した。「すぱーって捨てるのが大事」と、服も最低限以外は処分。テレビもなく、本も捨てた。
宇良は2度の右膝手術を行い、序二段まで降下したが復活。2場所連続で10勝を挙げ幕内復帰を狙う番付に回復した。「自分に使う時間が増える。決断力も上がる」とまさに「断捨離」効果だ。
幕内復帰に向け「チャンスがあるならつかめるように」と意気込み。アクロバットな技も「考えている」といつでも準備。ミニマリスト宇良の“ビッグ”な技にも注目だ。