バスケ女子代表 本橋菜子「諦めず」前十字じん帯損傷の大けがから復活五輪目指す

 シュートを放つ本橋菜子(写真提供:日本バスケットボール協会)
 指導するトム・ホーバスHC(中央奥)=提供:日本バスケットボール協会
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 バスケットボール女子日本代表のトム・ホーバス・ヘッドコーチ(HC)と候補選手が6日、オンラインで取材に応じた。現在候補選手19人は都内で第3次合宿に参加中。負傷選手も徐々に練習復帰を果たしており「(チーム作りは)進んでいます」とした。

 代表候補の本橋菜子(27)=東京羽田=は、日本が4連覇を果たした19年アジアカップでMVPを獲得するなど主力として貢献。しかし昨年11月に右膝前十字じん帯を損傷し手術した。「順調に回復している」と言い、対人以外の練習は参加中。近日中に対人の実戦形式にも加わる見込みだ。「(11月初旬に)ケガをして、次の日には手術が必要と言われたけど、自分の中ではその日のうちに『やろう、間に合わせよう、頑張ろう』って決意をしていた。可能性がゼロじゃないなら、最後まで諦めずにやっていこうと、前を向いていた」と代表入りへの強い思いを語った。

 同じく右膝前十字じん帯を痛めた渡嘉敷来夢(29)=ENEOS=は、ホーバスHCによると、今月中旬から予定されている次の合宿では「ちょっと練習に入りそうかな」という。「(状態は)クエスチョンマーク」とした。最終的な代表内定選手12人は、6月頃に決まる見込み。

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