飛び込みW杯 「バブル」で陽性者ゼロ “密”も即対処…国際水連が運営評価
「飛び込み・W杯」(6日、東京アクアティクスセンター)
東京五輪最終予選とテスト大会を兼ねて、外部との接触を断つ「バブル」で行われ、46の国、地域から225人がエントリーする中、6日昼の段階で陽性者は一人も出なかった。序盤は飛び込み台周辺で“密”が目立ったが、対応。国際水連広報責任者は「すぐに対処してくれたので満足」と運営を評価した。
大会は無観客だが、客席から歓声が上がる場面や、選手、コーチがハグする場面もあった。「全ての人に守ってもらうのはなかなか難しかったと感じる」と同広報責任者。控室や招集所での密を防ぐため、今大会ではプールサイドなども広く使用可としたが、鈴木浩二実行委員長は「今回のレイアウトを五輪で使えるかが問題」と課題を挙げた。
大会予算は検査費や対策費で当初比プラス1億7000万円といい、国の補償額は今後の交渉になるという。