2021.05.07

バスケ八村兄弟を人種差別　ＳＮＳに毎日届くと告白

社会正義のメッセージを胸に記したＴシャツを着て集合写真に納まるウィザーズの八村（後列右から４人目）ら（ＮＢＡＥ提供・ゲッティ＝共同）

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　米プロバスケットボール、ＮＢＡのウィザーズで活躍する八村塁（２３）の弟、東海大の八村阿蓮（２１）が５日までにＳＮＳに自身と兄に対する人種差別的な内容のメッセージが送られてきたことを明らかにした。アフリカ系への蔑称を用いて「お前もお前の兄もバスケがうまいだけ」などと記されていた。富山県出身の２人は西アフリカのベナン出身の父と日本人の母を持つ。

　阿蓮はツイッターにメッセージを公開し「日本には人種差別が無いと言ってる人がいるけど、皆さんに人種差別の問題について関心を持っていただきたいと思いました」などと意図を説明した。塁も「こんなの、毎日のようにくるよ」と応じた。