兵庫、公道での聖火リレー中止へ 姫路や丹波篠山で代替案も
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が延長されることを受け、兵庫県が23~24日に予定している東京五輪の聖火リレーについて、公道での走行を中止する方向で最終調整していることが7日、県への取材で分かった。
兵庫県のリレーには約180人が参加。14市で行われ、世界遺産の姫路城や「天空の城」として知られる朝来市の竹田城跡などを巡る予定だった。県は代替案として両日の最終区間となる姫路城(姫路市)や篠山城跡(丹波篠山市)の広場にランナーを集めて周回する方式を検討。各市や大会組織委員会とも調整した上で、来週にも最終判断をする見通し。