空手五輪代表の染谷真有美 IOCのコロナワクチン提供に「ルールなら従おうと」
空手で東京五輪代表に確定した組手女子61キロ級の染谷真有美(27)=テアトルアカデミー=が7日、オンラインで会見を行った。
染谷は一度、五輪代表に内定していたが1年延期に伴い、選考が見直しに。4月30日から5月2日まで行われていた日本代表最終選考会のプレミアリーグ・リスボン大会で全日本空手道連盟の選考基準を満たし、五輪出場権を手にした。
長い選考レースを経て代表入りを確実にした染谷は「ホッとしているというか、心の準備ができたような感覚」と心境を吐露。五輪に向けて「これまでの空手人生で学んできたこと、経験してきたこと全てをぶつけたい。最大の目標は金メダル」と意気込んだ。
また、6日に国際オリンピック委員会(IOC)が五輪・パラリンピックに参加する各国・地域の選手団に向けて、新型コロナウイルスのワクチンを提供すると発表したことについては「自分からワクチンを打とうという意思はなくて、それがルールなら従おうという気持ち。わざわざリスクを冒さなくても良いかなというのがあった」と率直な思いを語った。