男子バレー・西田有志が負傷交代 右足首ねんざ 中垣内監督「一番怖いのはケガ」
「バレーボール・男子日本代表紅白試合、紅組3-0白組」(8日、高崎アリーナ)
有観客で行われ、日本代表で主力の西田有志(21)=ジェイテクト=が試合中に負傷し途中交代するアクシデントがあった。
紅組で先発出場した西田は第1セット、12-9でリードしていた場面で、ラリー中に転倒。自力で立ち上がることができず、顔をゆがめながらスタッフに抱えられてコートを去った。
試合後に取材に応じた中垣内祐一監督(53)は、西田の状態について「右側の足関節のねんざで、病院にて精密検査をしている」と説明。診断結果などはまだ聞いていないとし「五輪に向けて一番怖いことは選手のケガ。それが今日出たことは非常に残念」と話した。
9日の紅白試合への参加については「見てみないと分からないけど、私自身の感じとしては厳しいのではないかと思う」と指揮官。今月28日からはネーションズリーグが始まるが、「われわれにとって非常に大事な選手なので、もし骨に問題がなければ連れていく。スタッフ総動員で治療に当たりたい」と話した。
試合は紅組が白組にストレート勝ちした。