世界陸連コー会長 五輪開催意義は「世界のプレミアイベント。光を灯す」と強調

 「陸上・READY STEADY TOKYO」(9日、国立競技場)

 東京五輪のテスト大会が無観客で開幕した。この日は男子16種目、女子17種目が行われ、選手約420人(海外9人)が参加。この日、国立競技場周辺では五輪に反対する団体によるデモも予定されており、緊迫感が漂う中での開催となる。

 会場を視察した世界陸連のセバスチャン・コー会長は、日本国内で強まる五輪中止を求める声に安全を強調し、「ご安心を」と呼びかけた。この状況下での五輪の開催意義について問われると「なぜかと言われれば、五輪・パラリンピックは世界のプレミアイベントだから。4年に1回。ロンドン大会の会長を務めたが、ロンドンは五輪によってイーストロンドンと呼ばれる地域にレガシーがもたらされ、街が明るくなった。そういう光を灯すイベントだと信じている」と語った。

 コー会長は12年ロンドン五輪で組織委員会会長を務めた。現在はIOC委員でもあり、次期IOC会長候補とも目されている。

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