コロナ禍での五輪開催 女子バレー荒木主将「不安な気持ち」も「しっかり準備」

 バレーボール女子日本代表で主将を務める荒木絵里香(36)=トヨタ車体=が12日、今月25日から始まるネーションズリーグ(イタリア・リミニ)への出発を前にオンラインで取材に応じ、コロナ禍で五輪開催にさまざまな意見があることについて、心境を語った。

 東京五輪開催まで3カ月を切り、多くの競技でテスト大会が実施されるなど着々と準備が進んでいるが、現在も新型コロナウイルスの感染拡大は収まっていない。五輪開催可否についてさまざまな声があがっていることに荒木は「いろいろな考えや声が今あるということは理解しているし、あって当然だと思う。不安な気持ちが全くないと言ったらそれは嘘になる」と思いを吐露。それでも、「アスリートとして今の自分のやるべきことをやっていくということしかない。しっかり準備をしていくことに集中してやっていきたい」と前を向き続ける。

 また、副主将の古賀紗理那(24)=NEC=も対応。コロナ禍での五輪開催に「人の命を1番に考えるのはもちろん大前提」とした上で、「もし開催されるとなったら、皆さまにしっかりと応援してもらえる大会であってほしい」と語った。

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