早くも4連勝ただ1人 照ノ富士が単独トップ 4大関白星そろい踏み

御嶽海(右)を寄り切りで下した照ノ富士(撮影・開出牧)
御嶽海を寄り切りで破った照ノ富士(撮影・金田祐二)
懸賞を手に悠然と引き揚げる照ノ富士(撮影・開出牧)
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 「大相撲夏場所・4日目」(12日、両国国技館)

 大関照ノ富士(伊勢ケ浜)は小結御嶽海(出羽海)と3戦全勝同士の対戦を寄り切りで制した。激しく当たった後、右上手を引くとそのまま一気に寄って圧勝した。

 4日目を終えて早くも全勝は1人だけという異例の事態となり、単独トップになった。照ノ富士は5日目は大関戦2連勝中の好調・若隆景(荒汐)と対戦する。

 大関朝乃山(高砂)は北勝富士(八角)と対戦。逆転で白星を掴み2勝2敗とした。立ち合いで右を指されて押し込まれ、劣勢に立った。回り込みながらこらえると土俵際でのすくい投げで形勢逆転。体を入れ替えて寄り切った。5日目は翔猿(追手風)と対戦する。

 大関貴景勝(常盤山)は過去幕内成績1勝1敗の明生(立浪)を押し倒しで下し3勝目。立ち合いから踏み込んで一気に前に出た。5日目は霧馬山(陸奥)と対戦する。

 かど番の大関正代(時津風)は翔猿を押し出しで下し3勝目。相手の低い立ち合いを受け止めて前に出て、回り込む相手にもついていき一気に押し出した。5日目は明生と対戦する。

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