公道走らず聖火の点火式典、山口 無観客、受け渡しなし

 東京五輪の聖火リレーは13日、全国23府県目となる山口県で初日を迎えた。この日は岩国市など7市を巡る予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公道での走行を取りやめた。点火式典が山口市の中央公園で無観客で開かれ、走れなくなったランナー約50人が参加した。聖火を受け渡してつなぐ「トーチキス」は行わなかった。

 空手の国内大会で優勝経験があり、山口市のランナー予定者だった保育士豊田青空さん(26)が代表して聖火皿にトーチをかざして点火し「聖火が希望の道を照らしてほしい」と話した。

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