バブル方式で開催するトライアスロン国際大会、大塚氏「社会活動再開のきっかけに」
トライアスロンの世界シリーズ横浜大会は15日、横浜市で行われる。14日はオンラインで記者会見が行われ、日本連合の大塚真一郎副会長は「コロナ下での社会活動再開のきっかけになれば」と力を込めた。
大会は外部との接触を断つ「バブル形式」で行われる。選手は複数回のPCR検査を受けており、多い選手では最大で7回受けたという。海外選手は国別で用意された専用車で空港から宿泊施設に移動。隔離期間のトレーニングは選手を複数のブロックに分けて行ってきた。
スタッフ、選手は約4000人が参加予定。大塚副会長は「残念ながら無観客エリア、制限エリアがほとんど」としつつも、「テレビ放送、インターネットライブで応援できる体制も作りました。新しいロードレース観戦の仕方をしっかりプレゼンテーションしたい」と話す。さらに「この大会がオリパラなど、色んなものの試金石になれば」と願った。
今大会で16位以内に入った日本勢上位は東京五輪の優先候補となる。代表選手は6月下旬に決まる。