セーリング 瀬川和正が種目変更で悲願の五輪内定「ホッとした」

 セーリング男子フィン級の東京五輪代表選考会最終日は14日、神奈川県葉山港沖で行われ、瀬川和正(31)=米子産業体育館=が全12レースで1着となり、初の五輪代表に決まった。昨年2月にレーザー級の五輪代表選考会で落選し、種目を変えて臨んでいた。

 悲願の夢舞台にたどりついた。瀬川は「内定できてホッとした気持ち」と表情を緩ませた。

 元々はレーザー級の選手。昨年2月の東京五輪代表選考会で五輪切符を逃したことで、「パフォーマンスが納得いくまで出せなかった。もう一度五輪に挑戦して克服したい」とフィン級に転向した。種目を変えたことでヨットも重くなり、「体重がある人でないとパフォーマンスは発揮しづらい」と、約1年で体重を約15キロ増やして96キロにするなど、地道な努力を続けてきた。

 東京五輪での目標は「メダルレースに残ること」と宣言。屈強な精神力で、夢舞台でも躍動する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス