ザギトワ、メドベージェワが強化選手から外れるとロシア報道 北京五輪代表事実上消滅
ロシアの国営通信社「タス通信」は15日、フィギュアスケート女子で18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(19)と同五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(21)がロシアフィギュアスケート連盟の来季強化選手から外れたと報じた。同連盟の幹部が明かしたもので、これにより22年北京五輪代表入りは事実上消滅した。
ザギトワは19年12月に活動停止を表明。昨年大学に進学し、テレビ番組の司会などセカンドキャリアに向けた活動を始めていることから、ロシア国内では引退秒読みとの見方が強まっている。
メドベージェワは昨季、新型コロナウイルスへの感染もあり、ほとんどの大会に出場できなかった。自身のインスタグラムを更新し、「(強化選手に入らなかったのは)公正な決定だと思っている。私はスポーツの原則を支持します」とし、「トレーニングをやめるつもりはありません」と、現役を続ける意思を表明した。