“史上最弱力士”勝南桜が4連敗…自身の持つ史上ワースト連敗記録「94」に
「大相撲夏場所・8日目」(16日、両国国技館)
“史上最弱力士”東序ノ口9枚目の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)=22、式秀=が霧乃華(陸奥)に押し出され4連敗を喫し、33場所連続の負け越しが決まった。自身の持つ史上ワースト連敗記録は「94」に伸びた。
相手は序ノ口5場所で1度も勝ち越せていない16歳で、体重77キロと自身と同じくらいの細身。勝機はあると思われたが、立ち合いから、突き押しを浴び後退。なすすべなく、土俵を割った。
先場所、勝南桜は7戦全敗で自身の持つ89連敗記録を更新し、90連敗で終えていた。
初場所、服部桜太志(はっとりざくら・ふとし)から改名。神奈川県茅ケ崎市出身で「地元の名前を入れたかったので『湘南』を入れた」と言う。下の名前は将棋界を席巻するスター、藤井聡太2冠から名付けた。
改名後、19連敗と白星が遠い。15年九州場所の序ノ口から、通算3勝228敗1休となった。