聖火リレー、出雲経て松江城へ 神楽舞う生徒や元五輪選手

 東京五輪の聖火リレーは16日、島根県で2日目が行われた。大田市から出発し出雲大社がある出雲市などを巡り、宍道湖を経て、松江市にある国宝の松江城で県内のリレーを終えた。伝統芸能「広島神楽」を舞う高校2年の織田祐輔さん(16)らが、聖火をつないだ。

 島根県津和野町出身でお笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子さん(36)は、出雲市を走った。

 松江市では、76年モントリオール五輪で競泳代表の香山進介さん(61)が参加。80年モスクワ大会代表にもなったが、東西冷戦下で日米などが不参加を決め、出場できず。「もう一度、五輪に関わりたい」との思いで最終走者を務めた。

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