選手村に不安 ボクシング五輪代表田中亮明「部屋に風呂がなければしんどい」

 ボクシングのコロトコフ記念国際トーナメント(ロシア)で優勝した東京五輪代表らが18日、オンラインで記者会見した。男子フライ級で銅メダルを獲得した東京五輪代表の田中亮明(27)=岐阜・中京高教=は1年2カ月ぶりの国際試合を「楽しんでできた」と振り返り、「(準決勝で)負けたけど、オリンピックにつながる試合はできた」と収穫を口にした。

 コロナ禍で五輪開催の可否が問われている中で、選手としては「五輪をずっと夢に(見て)やってきたので、やってほしいと思っているだけです」と率直な思いを吐露。一方、選手村での生活へは不安もある。アマボクシングは連日の試合で体重の維持が必須。田中は通常、減量のために風呂を活用すると言い、「選手村から出てはいけないようだが、部屋に風呂がなければしんどいかな」と話した。

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