来日関係者7万8千人に圧縮 五輪・パラ、当初18万人を想定

 東京五輪・パラリンピック両大会で海外から来日する大会関係者の規模について、現段階で選手を除き、7万8千人まで圧縮できる見通しとなったことが20日、複数の関係者への取材で分かった。延期前は18万人の想定で半減以下となる。今後さらに削減される可能性もある。

 選手は延期前と変わらず、1万5千人を見込んでいる。政府や大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)などは、大会の簡素化や新型コロナウイルスの感染防止のため、大会に参加する関係団体に人数削減で協力を求めていた。

 組織委の武藤敏郎事務総長は13日に、選手を除き9万人以下になるとの見通しを示していた。

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