パナソニック・福岡が現役最終戦先発へ「勝つことが一番大事」TLプレーオフ決勝に意気込み
ラグビー・トップリーグ(TL)のパナソニックは21日、プレーオフトーナメント決勝のサントリー戦(23日、秩父宮)に向けて群馬県太田市内で練習を行った。4月から順大の医学部に通い、今季を最後に現役を引退するWTB福岡堅樹(28)がオンライン取材に応じ、「納得いく形で終われるように少しでも勝ちに貢献したい」と有終Vを誓った。
福岡にとって決勝がラストマッチ。「気負うことなく、目の前の一戦に集中して臨みたい。最後の1試合だから(特別なこと)というのはない」と平常心を貫く。
この日、試合のメンバーが発表され先発が決まった福岡。今季ここまで13トライを挙げており、決勝でのトライも期待される。それでも「トライにこだわらない」と言い、「とにかく勝つことが一番大事」とチームのために戦い抜く覚悟だ。
パナソニックでは、日本代表のプロップ稲垣啓太、SO松田力也らがスタメンに名を連ねた。コンディション不良だった主将のフッカー坂手淳史は、4月4日の神戸製鋼戦以来4試合ぶりの先発復帰となった。
◆先発メンバー【パナソニック】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4ヒーナンダニエル、5ジョージ・クルーズ、6ベン・ガンター、7布巻峻介、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11福岡堅樹、12ハドレー・パークス、13ディラン・ライリー、14セミシ・トゥポウ、15野口竜司
【サントリー】
1森川由起乙、2中村駿太、3垣永真之介、4トム・サベッジ、5ハリー・ホッキングス、6ツイヘンドリック、7小沢直輝、8ショーン・マクマーン、9流大、10ボーデン・バレット、11江見翔太、12中村亮土、13中野将伍、14中鶴隆彰、15尾崎晟也