ウィザーズ・八村塁18得点!ウィザーズPO進出決定 日本人初の出場へ「楽しみ」

 「NBA・ウィザーズ142-115ペーサーズ」(20日、ワシントン)

 ワシントンで行われ、八村塁(23)を擁するウィザーズ(東カンファレンス8位)がペーサーズ(東9位)に142-115で大勝し、3季ぶりのプレーオフ行きを決めた。先発した八村は25分24秒の出場で18得点、4リバウンドをマークし、勝利に貢献した。ウィザーズは東の第8シードとなり、23日(日本時間24日)からの1回戦(7回戦制)で第1シードのセブンティシクサーズと対戦する。八村は出場すれば日本人初の快挙となる。

 負ければシーズン終了という試合でも緊張とは無縁だった。八村は第1クオーターから2本の3点シュート成功を含む8得点、4リバウンド。後半も攻め続け、この日はシュート8本中6本を成功。「最初から全然負ける気がしなかった」とあっさり明かした。

 18日のセルティックス戦は序盤に反則が重なったが、ブルックス監督は「塁は必ず立ち直る」と変わらぬ信頼を寄せていた。試合後、司令塔ウエストブルックは「塁は今日、積極性を失わなかった。彼が攻撃的になれば俺たちはより良いチームになる」とたたえた。

 ウィザーズはレギュラーシーズン最後の20試合で15勝してプレーオフ進出を果たした。八村は「僕らが行けるとは誰も思っていなかった。諦めず出られたことはチームにも僕にも自信になる」と胸を張る。1回戦の相手はカンファレンス1位の強敵。それでも「コーチや先輩からプレーオフは激しくフィジカルだと聞く。楽しみ」と胸を躍らせていた。

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