鈴木大地氏が水泳連盟会長復帰へ 前スポーツ庁長官、6月改選で

 日本水泳連盟が6月の役員改選で、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)を会長に復帰させることが有力となった。22日に開いた役員候補者選考委員会で、鈴木氏を理事候補者に選んだ。関係者が明らかにした。新役員は6月26日の評議員会で正式に選定され、新たな理事の互選で会長などの役職を決める。

 任期は2年。青木剛会長(74)は退任する。関係者によると、鈴木氏はJOC理事にも推薦される見通し。

 1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木氏は、2013年に日本水連史上最年少の46歳で会長となり、15年9月にスポーツ庁初代長官に就任した際、退任した。

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