池江璃花子 2カ月後開幕の東京五輪へ「選手は信じて練習を積んでいくだけ」専門外100M背泳ぎV

女子100メートル背泳ぎ決勝で力泳する池江璃花子(代表撮影)
レースを終え、引き揚げる大橋悠依(左)と池江璃花子(代表撮影)
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 「競泳・いきいき茨城ゆめカップ」(23日、山新スイミングアリーナ)

 白血病からの完全復活を目指す日本代表の池江璃花子(20)=ルネサンス=は、専門外の女子100メートル背泳ぎ決勝に出場し、1分2秒02の1着だった。予選は1分2秒65の全体2位だった。

 「目標は1分1秒9だったので、足りなくて悔しかったけど、予選よりタイムも上げられていいレースだった」と池江。「内容的にはすごくいい練習が積めている」と言い「自分で言うのもどうかと思うけど、この練習を自分がこれだけやっていれば、それは日本一になるでしょうっていう自信のつくような練習を積んできている」と充実の表情を浮かべた。

 22日は復帰後初の200メートルとなる200メートル自由形に出場するも、予選敗退に終わった。「あんまり話したくない。振り返りたくないんですけど、正直」といいながらも「まだ早かったというか…」。そして「200の練習を積めば100も必ず強くなると思うので、ポジティブに捉えて次につなげたい」と語った。

 この日でちょうど開幕2カ月前となった東京五輪については「選手たちは本番があると信じて練習を積んでいくだけだと思う」と言及。「五輪があるないに関係なく、自分の中ではとにかくその先も見据えての東京五輪。気持ち的には、もちろんそれ(東京)をメインにするけど、その次(24年パリ五輪)にもっといい結果を求める練習をこれからもしていきたい」と話した。

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