宇野昌磨 後輩・鍵山に刺激「プラスであり続けられる存在でありたい」新CM発表会
フィギュアスケート男子で、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車=が24日、「コラントッテ」の新CM発表会に出席した。
4月の世界国別対抗戦(大阪)で、2020-21年シーズンが終了。「内容が良かったではなく、このシーズンがあって良かったなって思うシーズンだった」と振り返り「いろいろなことを考える、感じられるいい年になった」とした。
その後、これまでの約1カ月間はアイスショーに数多く出演。世界選手権で銀メダルを獲得した鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)と多くの時間を共有する中で「すごく仲良くなり、一緒に練習する中で僕のスケートのモチベーションが新たに見つかった」という。「僕はこの子を見てもっとうまくなりたいと心から思った。僕という存在が、優真君にとってもプラスであり続けられる存在でありたい」と大きな刺激を受けた。
「僕が重要視しているのはメンタル。練習したいと思える環境を自分でどう作るかが一番大切。優真君と一緒に練習している時間が今一番楽しい」と熱く語った。
来季は22年北京五輪シーズンとなる。新フリー「ボレロ」は「代名詞と言っていただけるプログラムにしたい」と宇野。「五輪シーズンだから自分が今できるものを最大限出すのではなく、またこのシーズンを通して僕が成長できるものに挑戦したい」と力を込めた。
新CMは25日から放送開始予定。