柔道の安昌林が韓国代表に 在日3世、女子の金知秀も

 2018年9月、世界選手権女子57キロ級でブルガリア選手(右)と対戦する金知秀=アゼルバイジャン・バクー(共同)
 2020年2月、グランドスラム・デュッセルドルフ大会の男子73キロ級決勝で、大野将平(右)と対戦する安昌林=デュッセルドルフ(共同)
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 【ソウル共同】韓国柔道協会が東京五輪の柔道男子73キロ級代表に在日3世の安昌林(27)を選んだことが25日、関係者の話で分かった。2018年世界王者で、16年リオ大会に続く五輪出場となる。女子57キロ級の金知秀(20)も選ばれ、在日女子柔道選手の五輪代表は初めて。

 背負い投げを得意とする安昌林は同級で五輪2連覇を狙う日本代表の大野将平(旭化成)にとって、最大のライバルとなる。

 東京都生まれで京都市育ちの安昌林は神奈川・桐蔭学園高から筑波大に進学。2年の終わりに韓国代表を目指し、強豪の竜仁大に編入した。メダル獲得が期待されたリオ五輪は3回戦で敗退した。

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