聖火、京都で無観客の代替行事 公道走らず競技場周回

 東京五輪の聖火リレーが25日、29府県目の京都府で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で公道での走行は中止。代替行事として、府立京都スタジアム(サンガスタジアムbyKYOCERA、京都府亀岡市)の中を周回する形式となった。

 スタジアムは2万人超を収容可能だが、ランナーの家族らを除き無観客で行った。がらんとした場内に設けられた1周約200メートルのコースを、ランナーは約50メートルずつ走った。周辺には、五輪に反対する市民約20人が集まり「トーチの火を消せ」などと声を上げた。

 リレーは26日も同じ形式で行われる。聖火はその後、滋賀県に移る。

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