高橋愛さん「葛藤あった」 聖火、白砂青松を駆ける

 福井県鯖江市を走る聖火ランナーの高橋愛さん=29日午後
 福井県敦賀市の「気比の松原」を走る聖火ランナーの勝部英夫さん(手前右端)=29日午後
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 東京五輪の聖火リレーは29日午後も福井県西部で続いた。白砂青松のコントラストが印象的な「気比の松原」(敦賀市)などを通過。鯖江市の公園で初日の最終ランナーを務めた俳優高橋愛さん(34)は、満面の笑みで公園の中をゆっくりと進んだ。無事に走り終えた後「東京から行っていいのか葛藤もあったが、福井の皆さんの温かさを感じた」と涙ぐんだ。

 気比の松原は「三保の松原」(静岡県)、「虹の松原」(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つ。

 気比の松原周辺でのジョギングが日課という勝部英夫さん(75)=敦賀市=は走行後、「いつも走っている道なのに意外と緊張した」と話した。

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