Bリーグ決勝、千葉が先勝!初V王手 過去2度準優勝、富樫「今年こそ」
「Bリーグ・決勝第1戦、千葉85-65宇都宮」(29日、横浜アリーナ)
千葉が宇都宮に85-65で先勝した。前半を36-35で終えると、第3Qに突き放した。2戦先勝方式の頂上決戦。千葉は過去2度決勝で敗れているが、悲願の初優勝へ王手をかけた。
千葉が熱いプレーと自慢の攻撃力で、リーグ屈指の堅守を誇る宇都宮をねじ伏せた。「積み上げてきたものをこの試合で出せた」と司令塔の富樫主将。相手選手が口々に千葉の「エナジー」に敗れたと言うほど、全員が体を張り続けた。
特にリバウンドは、攻撃16本(宇都宮は10本)、守備28本(同20本)と圧倒。ゴール下の攻防を制したことが得点につながり、不用意な失点も減らした。前半は1点差で終えるも、結果は20点差の大勝。大野HCは「40分間ハードワークし続けてくれたことが勝因」と選手をたたえた。
過去2度決勝で敗れて準優勝に終わっているだけに「今年こそという思いでずっとやってきてる。もう一つ勝たないと何の意味もない」と富樫。2連勝で“三度目の正直”を果たす。