宇都宮「王者らしく」第2戦勝利 優勝決定は6・1へ BリーグCS決勝
「Bリーグ・決勝第2戦、宇都宮83-59千葉」(30日、横浜アリーナ)
B1の頂上決戦である日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝の第2戦が行われ、宇都宮が83-59で勝利した。29日の第1戦は千葉が制しており、これで1勝1敗。6月1日の第3戦で勝利したチームが優勝となる。
試合開始からたたみかけるように得点を重ね、前半の折り返しで20点差。29日には16本奪われたオフェンスリバウンドをわずか5本に抑えるなど、修正力の高さも発揮し、リーグ屈指の攻撃力を誇る千葉を、今季最少の59点に抑えた。
試合終盤には40歳の田臥勇太も出場し1アシストを記録するなど、登録12人全員がコートに立ってプレーした。
「うちの強みは何だと、選手全員がもう1回見つめ直して、プライドを持ってやってくれた結果」と安斎ヘッドコーチ。両軍最多17得点のロシターは「プライドを持ってプレーすることが一番重要。東地区王者らしくプレーすると心がけて臨んだ」と振り返った。
第3戦へ向けては、渡辺裕規が「全員が悔いなく、1シーズンやってきたバスケットを出し、自信を持ってプレーすれば絶対に(優勝を)つかめるチャンスはある。最後の最後、ブザーが鳴るまで気を抜かず、プライドを持ってプレーしたい」と語った。