Bリーグ・宇都宮が逆王手 4年ぶりの王座奪還に望み
「Bリーグ・決勝第2戦、宇都宮83-59千葉」(30日、横浜アリーナ)
序盤から猛攻を見せた宇都宮が83-59で勝利した。前半を20点差で折り返すと、後半さらに差を広げた。29日の第1戦は千葉が制しており、これで1勝1敗。6月1日の第3戦で勝利したチームが優勝となる。
崖っぷちの宇都宮が終始流れを支配し、危なげなく勝利した。課題だったリバウンドを修正。サイズの小さい選手も含めて全員がボールへ手を伸ばした。リバウンドを制したことで、相手に与えるチャンスの数が激減。リーグ屈指の攻撃力を誇る千葉を、今季最少59点に抑える堅守を発揮した。
安斎HCは「自分たちの強みを見つめ直し、プライドを持ってやってくれた結果」と評価。両軍最多17得点の日本代表候補ロシターも「プライドを持ってプレーすることが一番重要。東地区王者らしくプレーすると心がけて臨んだ」。4年ぶりの王座奪還に望みをつないだ。