大坂会見拒否 ラグビー流大は「理解できる」「選手に誹謗中傷が寄せられないように」
ラグビー日本代表SH流大(サントリー)が全仏オープンで会見を拒否したテニスの大坂なおみに対して、一定の理解を示した。31日、自身のツイッターを更新。「大坂なおみ選手の会見拒否のニュース見たけど気持ちはすごく理解できるなー。」とつづった。
流は「知名度の高さやルールがあるにしろアスリートである前に1人の人間。規模は違うにしろキャプテンの時、記者会見やメディア対応、イベントへの参加など正直ストレスに感じることもたくさんあった。」と自身の経験を重ねて思いを述べた。
流はさらにツイートを重ねて「もちろんアスリートとしての責任もあるしルールを遵守するのは大事だと思います。だから僕自身もしっかり対応してきました。こういう出来事によって選手個人に誹謗中傷などが寄せられることがないように願ってます。」とつづっている。
大坂は大会前に自身のSNSで全仏オープンにおいてすべての記者会見を拒否することを表明した。30日は初戦を突破し、コート上のインタビューには応じたが、記者会見については宣言通りに拒否した。
全仏オープンの主催者は選手に義務づけられている記者会見を拒否した大坂に1万5000ドル(164万円)の罰金を科したことを発表している。