柔道の世界選手権は6日、ブダペストで開幕して男女各1階級が行われ、女子48キロ級は2017年に52キロ級2位で28歳の角田夏実(了徳寺大職)が決勝で19歳の古賀若菜(山梨学院大)に一本勝ちし、初優勝を果たした。角田は初戦の2回戦から5試合全て一本勝ち。初出場の古賀は1回戦から5試合を勝ち上がる大健闘だった。
日本勢同士の決勝は18年の女子52キロ級で、初優勝した阿部詩(日体大)と志々目愛(了徳寺大職)が争って以来。
男子60キロ級は元五輪王者の故古賀稔彦さんの次男、22歳で初出場の古賀玄暉(旭化成)が初戦の2回戦でイスラエル選手に一本負けして敗退した。