フェンシング東晟良、姉・莉央との夢の五輪「お互いサポート」姉妹パワーでメダル目指す
フェンシングで東京五輪女子フルーレ代表に内定している東晟良(せら、21)=日体大=が8日、スポンサー契約を結んでいる「みらい住宅開発紀行」のオンライントークイベントに出席し、その後報道陣の取材に応じた。東京五輪に向けて「団体、個人ともにメダル獲得」と改めて目標を語った。
東晟良は、1学年上の姉・莉央(明治安田生命)とともにフェンシング界初となる姉妹で代表入り。「2人で一緒に五輪に行くのは小さい頃からの夢だったので、言葉にできないくらいうれしかった。(2人で)喜び合いました」と笑顔で明かした。
大事な試合前には莉央との会話でリラックスすることがルーティンという。晟良は五輪本番も「姉がいることで安心感もある。お互いサポートし合えるので、初めての五輪でも緊張がほぐれると思う」と姉妹パワーで躍動することを誓った。
現在は、愛知県で合宿をしており「1個1個課題を持って、克服していきたい」。目標のメダル獲得に向けて、「今持っているものをどれだけいかすかが大事。自分の得意なことを伸ばしていきたい」と強化を続けていく。