53年ぶり東京五輪出場のホッケー男子日本代表 金メダルの鍵は「ヤマトダマシイ」
ホッケー男子日本代表が11日、オンラインで取材に応じた。愛称は「サムライジャパン」。1968年メキシコ五輪以来53年ぶりの五輪出場となるが、サムライスピリット全開で金メダルへの道を切り開く。
アイクマンヘッドコーチ(HC)は、18年ジャカルタアジア大会で金メダルを獲得したことを引き合いに「目標は金メダルを取ること」と力強く宣言。「精神的に強くなるために日本文化を取り入れてきた」と言い、「ヤマトダマシイ」「アキラメナイ・スピリット」などの単語が何度も口から飛び出した。
さらに、選手それぞれに武将の愛称をつけたという。オランダ1部で活躍する田中健太(33)は織田信長。主将の山下学(32)=小矢部REDOX=は豊臣秀吉。会見では武田信虎や足利尊氏の名が挙がったほか、関ケ原の戦いも例示した。
オランダ人であるアイクマンHCのお気に入りは坂本龍馬。「驚くべき才能を持っていた。そして自分の知識を仲間と共有して日本を変えた」ことに心が震えたという。五輪で対戦するのは強豪国ばかりだが「トレードマークである情熱、ファイティングスピリット、ヤマトダマシイ、アキラメナイ・スピリットを持って戦いたい」と闘志を燃やした。